2024年7月– date –
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相続税
相続で生命保険金を受け取ったときに注意すること
民法(相続法)の「相続財産」と相続税法上の「相続税がかかる財産」 人が亡くなったとき、その人が生前持っていた財産を誰に対してどのように分けるのかについては、民法(相続法)が定めるところに従いますが、実際に相続により取得した財産に対して、ど... -
年末調整
定額減税:令和6年中に生まれた子は住民税の定額減税の対象になりません!
令和6年中に子供が生まれた場合の定額減税の対応 令和6年中に子供が生まれた場合、所得税の計算上扶養控除の対象にはなりませんが(年少扶養親族)、定額減税の対象には含まれるため、扶養している方の定額減税額に子ども1人につき3万円(所得税部分)を上... -
定額減税
定額減税:パート二重取り問題、なぜ起こる?(後半)
前半のおさらい 前半では、パート収入が同じ103万円でも、所得税と住民税の計算構造の違いから、「所得税は非課税・住民税は課税」という状況が発生することを説明しました。なぜこの問題を解説したかと言うと、そもそも定額減税を受けることができる対象... -
定額減税
定額減税:パート二重取り問題、なぜ起こる?(前半)
制度の不備を突く「二重取り問題」 ここ最近ニュースで話題となっているものに、年収100万円~103万円のパート勤めをしている配偶者や扶養親族の「定額減税二重取り問題」があります。詳細はこのあと解説していきますが、7月12日の閣議後に行われた鈴木財... -
税務調査
税務調査:「これくらいは大丈夫」⇒「重加算税の対象です」!!!
重加算税とは? 税務調査の現場において、税務調査官にミスや不備を指摘されると、調査後に修正申告等を行って追徴された税金を収めることになりますが、その際、指摘された内容に応じて追加で課される「加算税」というものを納めなければなりません。加算... -
その他
ContactForm7に届く外国語のスパムメールを完全にシャットアウトする方法
朝起きてみると・・・ 本日の話題は税務とは全く関係のないものとなりますので、ご興味のない方は読み飛ばしてくださいませ。。 弊所のホームページはWordpressというツールを使って自作したものですが、皆様からお問い合わせを頂くフォームは「ContactFor... -
定額減税
定額減税:定額減税の事務ミス、会社だけでなく地方自治体でも
定額減税が始まって・・・ 定額減税が始まって、最初の1ヶ月が経過しました。ネットの記事やXの投稿などを検索しても、怨嗟の声しか見当たりませんが、皆様の会社ではいかがでしょうか? よくあるミスの一つとして、当月給与を翌月支給する場合、「6月分給... -
確定申告
定額減税:減税対象者が令和6年中に死亡した場合(準確定申告)
準確定申告と定額減税 準確定申告とは、亡くなった人の生前の所得税について、亡くなった人の代わりに相続人全員が共同で行う確定申告のことをいいます。相続が発生した場合、具体的な財産や債務だけでなく、亡くなった人の確定申告を行う義務や納付の義務... -
法人税
少額減価償却資産の「判定単位」とは?
上記画像は「パソコンとモニターのつなげ方に悩むオフィスの女性」を画像生成AI「DALL-E」で作成したものです。 経費として処理できる「少額減価償却資産」とは? パソコンや車といった「資産」を購入した場合、原則として減価償却資産に計上し、その資産... -
インボイス制度
インボイス制度:約2割の企業が免税事業者に新規発注をしないとの調査結果
上記画像は「インボイス制度に振り回されて困っている経理職員」を画像生成AI「DALL-E」で作成したものです。 ㈱東京商工リサーチのアンケート調査 ㈱東京商工リサーチが6月に行ったインボイス制度に関するアンケート調査の結果が興味深かったので、皆様と...
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