オンラインサロンとクラウドファンディング

12月24日は私の誕生日だったんですが、もうすぐ4歳になる息子に、小声で『お誕生日おめでとう』と言われ、涙腺が崩壊しそうになりました。その直後、彼は『サンタさん早くこないかなぁ』と気持ちをスパッと切り替えておりましたが(笑)。

今日はあるお客様と朝から打ち合わせをしておりましたが、そのときに提案させていただいた『オンラインサロン』と『クラウドファンディング』について、少しだけお話したいと思います。

どちらの単語も耳にされた方がおられると思いますが、簡単に言うと、オンラインサロンとは月額会員制のオンラインコミュニティで、Facebookの非公開グループといったSNS上で展開されることが多く、サロン内では、主催者が投稿する限定コンテンツを閲覧できるほか、参加者どうしで感想や意見交換を行ったり、サロンによっては会員限定の『オフ会(参加者が実際に会うこと)』を開催する場合もあります。

もう一つのクラウドファンディングですが、これはインターネット上で、不特定多数の人から資金調達する手法のことを言います。特徴として、単なる資金調達にとどまらず、リターンとして対象となった製品を提供するなどして新製品の販売開始前や新店舗オープン前に広告・PRを行ったり、テストマーケティングや新規事業に対するファンや支援者を集めたいときに活用できます。

それぞれの単語で検索していただくと成功事例や失敗事例なども紹介されているので、更に詳しく知りたい方はお手数ですがググってみてください。

今回この手法を提案させていただいたのは、そのお客様が持っておられる事業コンテンツがものすごく価値があるにも関わらず、それを提供する場所と期間が限定されており、かつ事業全体が元々スポンサーからの寄付で賄われていたため、年に1回行われるその事業の成否がその会社の命運を握っているという非常にスリリングな状況が続いていたからでした。

この事業に共感し毎年楽しみにしているファンは多く、かつ参加型の事業であるため、オンラインサロンを立ち上げ主催者の想いをダイレクトに伝えることで、コアなファンを増やすとともに、事業を実施していない期間における(サブスクリプションによる)収益確保を図る事ができると考えました。

またクラウドファンディングについては、購入型の仕組みを上手に導入することにより、次年度の事業に係る入場パスやグッズなどをリターンとして設定すると、事業開始前に予め一定数の販売が完了してしまうので、事業計画も立てやすくなります。イメージできない方は、チケットぴあでコンサートの前売り入場券を購入したり、新製品の予約購入をすると思っていただくとわかりやすいかもしれません。

主催者にカリスマ性があるからといってオンラインサロンが成功するとは限りませんし、クラウドファンディングも乱立していますので、しっかり設計しないと実現できないことはよく理解しています。しかし、将来を見据えた経営を行うにあたって、これらの新しい手法はしっかりと勉強し、知っておく必要があります。みなさまも食わず嫌いにならず、年末年始のお休みにこれらに関する本を読んで過ごしてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

世良 寛之

世良税理士事務所
所長・税理士