税理士変更時に気をつけたいこと

税理士変更時に
気をつけたいこと

お悩み社長

契約した最初の頃は、税理士資格のある担当者が来られていましたが、すぐに若い人に替わってしまって…
その後も毎年担当者が変更され、不信感が募ってきましたので、もっと深いお付き合いのできる税理士に変更したいのですが…

世良税理士

それはお困りでしょうね。税理士を変更するのはかなり勇気のいることだとは思いますが、きちんと手順を守って実行すれば、必ず今よりも良い税理士に巡り会えると思います。では、私と一緒に税理士変更の手順を見ていきましょう!

税理士と顧問契約を結ぶ
メリット

(出典:アックスコンサルティング 会計事務所の経営白書)

最近の統計によると、「現在の税理士に満足していますか?」という問いに対し、全体の約15%以上の方が「やや不満」又は「不満」と回答されています。また、解約理由の半数以上が、「サービスが不満」となっていることから、従来からの記帳代行型の税理士にあまり魅力を感じていない現実が浮き彫りとなっています。

世良税理士事務所では顧問税理士変更のご相談を数多く受けており、実際弊所で顧問契約を頂いているお客様の約8割が、他の税理士事務所から弊所へと契約を変更された、いわゆる『税理士変更組』です。

それらのお客様に、「以前の税理士のどこが不満でしたか?」とお尋ねすると、次に掲げるような回答を頂きました。

  • 税理士がなかなか顔を見せてくれない
  • 担当者が頻繁に変わり、安心して相談できない
  • 試算表を渡されるだけで、経営内容や節税について全くアドバイスをくれない
  • 相談や質問をしても、対応に時間がかかる
  • 決算予測などを行わず、納税額も申告期限の間際にならないと教えてくれない
  • e-TaxやeLTAXに対応しておらず、Web会議やクラウド会計などにも関心がない
  • いつも上から目線で対応されるなど、そもそも相性が合わなくて苦痛だ

…まだまだ続きますが、いかがでしょうか?

これらの項目にいくつもチェックが付くようでしたら要注意。現在の顧問税理士に今すぐ改善を要求するべきでしょう。

それでも顧問税理士がその改善要求に応えてくれないのであれば、残念ですが、速やかに顧問税理士を変更するべきだと考えます。

税理士を変更するときに
気をつけたいこと

何よりも相性が大切です

税理士紹介サービスを利用するにしても、ご自身でWebで検索するにしても、必ず複数の税理士と実際に面談をされて、ご自身の感性に合う税理士を選びましょう。

単発のご依頼であればさほど影響はありませんが、長い年月を共に過ごす顧問税理士の場合、相性が合わないと、最終的にお互いが不幸になってしまうことが多いようです。

また、事業承継を経て経営者が代替わりした場合、先代の顧問税理士が有能な方であったとしても、年齢差や相性といった点で、代替わりした経営者と経営に関する考え方が合わなくなったりすることもあります。

これらは、ホームページで税理士事務所の実績などを読んだだけでは判断ができませんので、必ず実際に面談をされて、ご自身の感性に合う税理士を選んでいただきたいと思います。

『新しいこと』に抵抗のない税理士を選びましょう

これからの経営活動や税務・会計を考えたとき、ITに関する知識や仕組みを避けて通ることはできないと思われます。

従来からある記帳代行(領収証等をお預かりし、税理士事務所の専用ソフトに入力する作業)などは、ITの最も得意とする分野であり、近い将来なくなっていくことでしょう。

これからの税理士事務所の仕事は、このような作業中心のサービスから提案型のサービスへと確実に変っていきます。このような流れの中、税理士事務所を選ぶ基準として、『新しいことに抵抗がない』という点は非常に大切になってきます。

新しいことに抵抗がないから、お客様のニーズの変化やクラウド会計などの新たな仕組みにも柔軟に対応ができるのだと考えます。

税理士自身の経験値や得手不得手をしっかり確認しましょう

税理士も普通の人間です。何でもできるわけではありません。
「こんなはずではなかった」とならないよう、最低限、次のようなことは確認しておきましょう。

  • ご自身の営まれている業種について顧問をした経験があるか(又は熟知しているか)
  • 税務調査に直接対応した経験が相当数あるか
  • 金融機関との折衝に対応してくれるか
  • 不動産や株式に関する知識・経験はあるか
  • クラウドサービスやSNSに関する知識・経験はあるか

まだまだありますが、要はご自身のニーズを満たしてもらえるだけの知識・経験があるか、この点をしっかりと確認していただければ良いかと思います。

顧問料だけで判断するのは危険です

物の売買であれば、その物が持つおおよその価値やだいたいの値ごろ感がわかるのですが、税理士顧問業務は目に見えないサービスの提供ですので、実際に報酬が高いのか安いのか判断しづらいと思います。そのため、少しでも顧問料の安い方を選んでしまいがちですが、そうではなく、ご自身が何をしてほしいのか、また、この税理士はご自身又はご自身の経営する法人にどのくらい貢献してくれるのかを、面談時にしっかりご確認いただき、選んでいただきたいと思います。

税理士変更時に気をつけたいこと

お悩み社長

契約した最初の頃は、税理士資格のある担当者が来られていましたが、すぐに若い人に替わってしまって…
その後も毎年担当者が変更され、不信感が募ってきましたので、もっと深いお付き合いのできる税理士に変更したいのですが…

世良税理士

それはお困りでしょうね。税理士を変更するのはかなり勇気のいることだとは思いますが、きちんと手順を守って実行すれば、必ず今よりも良い税理士に巡り会えると思います。では、私と一緒に税理士変更の手順を見ていきましょう!

税理士と顧問契約を結ぶメリット

(出典:アックスコンサルティング 会計事務所の経営白書)

最近の統計によると、「現在の税理士に満足していますか?」という問いに対し、全体の約15%以上の方が「やや不満」又は「不満」と回答されています。また、解約理由の半数以上が、「サービスが不満」となっていることから、従来からの記帳代行型の税理士にあまり魅力を感じていない現実が浮き彫りとなっています。

世良税理士事務所では顧問税理士変更のご相談を数多く受けており、実際弊所で顧問契約を頂いているお客様の約8割が、他の税理士事務所から弊所へと契約を変更された、いわゆる『税理士変更組』です。

それらのお客様に、「以前の税理士のどこが不満でしたか?」とお尋ねすると、次に掲げるような回答を頂きました。

  • 税理士がなかなか顔を見せてくれない
  • 担当者が頻繁に変わり、安心して相談できない
  • 試算表を渡されるだけで、経営内容や節税について全くアドバイスをくれない
  • 相談や質問をしても、対応に時間がかかる
  • 決算予測などを行わず、納税額も申告期限の間際にならないと教えてくれない
  • e-TaxやeLTAXに対応しておらず、Web会議やクラウド会計などにも関心がない
  • いつも上から目線で対応されるなど、そもそも相性が合わなくて苦痛だ

…まだまだ続きますが、いかがでしょうか?

これらの項目にいくつもチェックが付くようでしたら要注意。現在の顧問税理士に今すぐ改善を要求するべきでしょう。

それでも顧問税理士がその改善要求に応えてくれないのであれば、残念ですが、速やかに顧問税理士を変更するべきだと考えます。

税理士を変更するときに気をつけたいこと

何よりも相性が大切です

税理士紹介サービスを利用するにしても、ご自身でWebで検索するにしても、必ず複数の税理士と実際に面談をされて、ご自身の感性に合う税理士を選びましょう。

単発のご依頼であればさほど影響はありませんが、長い年月を共に過ごす顧問税理士の場合、相性が合わないと、最終的にお互いが不幸になってしまうことが多いようです。

また、事業承継を経て経営者が代替わりした場合、先代の顧問税理士が有能な方であったとしても、年齢差や相性といった点で、代替わりした経営者と経営に関する考え方が合わなくなったりすることもあります。

これらは、ホームページで税理士事務所の実績などを読んだだけでは判断ができませんので、必ず実際に面談をされて、ご自身の感性に合う税理士を選んでいただきたいと思います。

『新しいこと』に抵抗のない税理士を選びましょう

これからの経営活動や税務・会計を考えたとき、ITに関する知識や仕組みを避けて通ることはできないと思われます。

従来からある記帳代行(領収証等をお預かりし、税理士事務所の専用ソフトに入力する作業)などは、ITの最も得意とする分野であり、近い将来なくなっていくことでしょう。

これからの税理士事務所の仕事は、このような作業中心のサービスから提案型のサービスへと確実に変っていきます。このような流れの中、税理士事務所を選ぶ基準として、『新しいことに抵抗がない』という点は非常に大切になってきます。

新しいことに抵抗がないから、お客様のニーズの変化やクラウド会計などの新たな仕組みにも柔軟に対応ができるのだと考えます。

税理士自身の経験値や得手不得手をしっかり確認しましょう

税理士も普通の人間です。何でもできるわけではありません。
「こんなはずではなかった」とならないよう、最低限、次のようなことは確認しておきましょう。

  • ご自身の営まれている業種について顧問をした経験があるか(又は熟知しているか)
  • 税務調査に直接対応した経験が相当数あるか
  • 金融機関との折衝に対応してくれるか
  • 不動産や株式に関する知識・経験はあるか
  • クラウドサービスやSNSに関する知識・経験はあるか

まだまだありますが、要はご自身のニーズを満たしてもらえるだけの知識・経験があるか、この点をしっかりと確認していただければ良いかと思います。

顧問料だけで判断するのは危険です

物の売買であれば、その物が持つおおよその価値やだいたいの値ごろ感がわかるのですが、税理士顧問業務は目に見えないサービスの提供ですので、実際に報酬が高いのか安いのか判断しづらいと思います。そのため、少しでも顧問料の安い方を選んでしまいがちですが、そうではなく、ご自身が何をしてほしいのか、また、この税理士はご自身又はご自身の経営する法人にどのくらい貢献してくれるのかを、面談時にしっかりご確認いただき、選んでいただきたいと思います。